西遊記

書き下し文の西遊記です。興味のある方はお気軽にどうぞ。

以前から、何か漢文の長いものを読んでみたいと思っていたんで すが、藤原カムイ さんの「西遊記 地の巻」(NHK出版コミックス)を読んだのがき っかけで、西遊記の書き下しを始めました。 漢文の読み方は、ほとんど我流で適当に読んでます。

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凡例と文献

第一回
霊根を育孕し源流の出ずること
心性を修治し大道の生ずること

第二回
菩提の真の妙理に悟徹すること
魔を断ちて本に帰り元神に合すること

第三回
四海・千山みな拱伏すること
九幽にて十類 尽く名を除かるること

第四回
官は弼馬に封ぜらるも心は何くも足らざること
名は斉天に注するも意は未だ寧からざること

第五回
蟠桃を乱す大聖 丹を偸ぬること
天宮に反き 諸神の怪を捉えんとすること

第六回
観音 会に赴きて原因を問うこと
小聖 威を施して大聖を降すこと

第七回
八卦爐の中より大聖を逃すこと
五行山の下に心猿を定むること

第八回
我仏 経を造りて極楽を伝うこと
観音 旨を奉じて長安に上ること

第九回
陳光蕊 任に赴きて災に逢うこと
江流の僧 仇を復して本に報ずること

第十回
老龍王 拙計して天条を犯すこと
魏丞相 遺書を冥吏に託すること

第十一回
地府に遊ぶ太宗 魂の還ること
瓜を進む劉全 に続くこと

第十二回
唐王 誠を秉りて大会を修むること
観音 聖を顕わして金蝉を化すること

第十三回
虎穴に陥ちて金星 厄を解くこと
双叉の嶺にて伯欽 僧を留むること

第十四回
心猿 正に帰すること
六賊 もなきこと

第十五回
蛇盤山に諸神の暗かに祐くること
鷹愁澗に意馬のを収むること

第十六回
観音院の僧 宝貝を謀むること
黒風山の怪 袈裟を窃むこと

第十七回
孫行者 大いに黒風山を鬧がすこと
観世音 熊羆の怪を収め伏すること

第十八回
観音院に唐僧の難を脱すること
高老荘に行者の魔を降すこと

第十九回
雲桟洞に悟空の八戒を収むること
浮屠山に玄奘の心経を受くること

第二十回
黄風嶺に唐僧の難あること
半山中に八戒の先を争うこと

第二十一回
法を護り荘を設けて大聖を留むること
須弥の霊吉 風魔を定むること

第二十二回
八戒 大いに流沙河に戦うこと
木叉 法を奉じて悟浄を收むること

第二十三回
三蔵 本を忘れざること
四聖 禅心を試すこと

第二十四回
万寿山の大仙 故友を留むること
五荘観に行者の人参を窃むこと